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先日はチョコレート会社の書き入れ時、バレンタインデーでしたね。体にチョコレートを塗って愛を確かめ合ったカップルは、はたして何組いらっしゃるのでしょうか?
いやらしい?ハハハ、現実を言ったまでよ。

「お返しが面倒だから義理チョコは欲しくない!」という民の声も、毎年あちこちから聞こえてきます。「本命用の手作りチョコの余りや失敗作をもらっても残飯処理みたいで嫌だなあ」という声もありますね。

そんな中、板チョコ2枚を万引きして逮捕された男性(67歳)のセリフには胸が詰まりました。


「今までチョコをもらったことがなかったので欲しかった」


スペイン語で『万引き』は、hurto ウルト。窃盗の意を強めたい時は robo ロボ。roboのrは巻き舌で。
robo は、万引き以外(置き引きなど)の盗みにも使われます。
ちなみに、泥棒は Ladrón ラドロンです。


女性から男性にチョコレートをあげるというのは日本独自の風習で、他国では親しい人にカードを送ったり、男性から女性に花などをプレゼントしたり、レストランで食事をしたり。過ごし方は様々です。
なんと、サウジアラビアではバレンタインデーを祝うこと自体が違法行為で、バレンタインデーを連想させる赤い薔薇やハート型の物も、店頭から撤去しなきゃいけないそうです。
ムタワ(宗教警察)が目を光らせる中、こそこそ祝う人もいるみたいですがね。


私のバレンタインデーの過ごし方は、チョコレートやチョコレート味の葉巻、ペアで受けられるマッサージ、食事、甘い物が好きじゃない人にはコーヒーをプレゼントなどなど。
ホワイトデーには期待しません。お返しを欲しがるなんて、凄く浅ましくないか?


チョコレートと言うとベルギーのイメージが強いですが、発祥の地はメキシコです。
しかも、最初はカカオ豆の周りにある果肉だけが食されており、豆の美味しさは山火事によって偶然わかったのだとか。
ギャー!山が燃えてる!おや?いい香り!って感じでしょうか?
『山火事で偶然』っていうのは、テキーラもそうですね。偶然からの発見って、多いよなあ。


スペイン語でチョコレートは chocolate チョコラーテ。
しかし、スペインで chocolate は、一般的に飲み物のホットチョコレートを指そうです。
固形のチョコレートを指す場合も使いますが、区別して呼ぶ場合、固形のチョコレートは chocolatín チョコラティンです。

スペインで人気の飲み物に、Cola Cao というものがあります。読み方はコラカオ。
これはビタミンやカルシウムなどが含まれた粉状のチョコレートドリンクで、熱いミルクと混ぜて溶かして飲みます。

あっ、日本のミロみたいな感じ。ほぼミロ。
ミロは小学生の頃によく飲んだなあ。サッカーの絵が描いてあるんだよね。ミロを飲んだらサッカーがうまくなるってジンクスもあったっけ。


そういえば、ちょっと前にカカオ85%などのチョコレートが流行りましたね。ビターチョコレートが好きな私は、もっと苦くておいしいかも!なんて期待に胸を膨らませたものです。
ところが、いざ口に放り込んでみると予想以上の苦さ。

「なんだこれ!泥団子みたいな味しやがって!」

苦い。苦すぎる。これは本当に食べ物なのかい?

ところでそれは、フェアトレードかい?


そうそう、疲れている時にチョコレートなどの甘いものが食べたくなるのは、脳の誤認識らしいです。
そういう時、本当に体が求めているのは、糖分ではなくビタミンCなんだとか。